広島県内農業ニュース

スイカ出荷始まる/因島の特産

2016.07.12
県内農業

 尾道市・スイカ出荷始まるJA尾道市スイカ部会が生産する因島特産スイカの出荷がJA尾道市因島営農センターで始まった。6月の集中豪雨の影響で出荷量は例年の半分程度だが、糖度は高く食味も良好で、200トンの出荷を見込む。
 

 同部会では因島地区の22戸の生産者が大玉スイカ「縞無双」「祭りばやし」、小玉スイカ「スウィートキッズ」「姫甘泉」「ボンボン」などを約5㌶で栽培している。生産者が収穫したスイカを営農センターへ持ち込み、JA職員が一玉ずつ手でたたき、音の響きや感触で熟れ具合を判断し選別。大玉は3等級、小玉は2等級に選別され、広島市や福山市の市場へ集荷している。 
 

 同営農センターの新開輝職員(28)は「例年どおり糖度が高く自信を持っておすすめ出来るおいしいスイカに仕上がっている。ぜひ多くの消費者に食べていただきたい」と話す。
(尾道市)