光合成促進機普及拡大へ/JA全農ひろしま

 OLYMPUS DIGITAL CAMERAJA全農ひろしまでは、2012年からLPガスを燃料とする光合成促進機の利用促進に取り組んでいる。ハウス内でLPガスを燃焼させて炭酸ガスを供給する機械のことで、光合成に必要な炭酸ガス濃度を高め、作物の生育を促進する。増収や品質向上が期待され、近年では効果的な炭酸ガス施用技術の研究も盛んに行われている。現在、県内で光合成促進機の販売や貸し出しを行っており、効果的な導入・利用によって生産拡大と農家所得増大に寄与したい考えだ。

 ガスは石油に比べて不純物が少なく、完全燃焼しやすい特徴がある。また、硫黄酸化物等の汚染物質がほとんど含まれないため、人体や作物への悪影響がないとされている。

 広島市安佐北区安佐町でトマトを周年栽培する西坂農園の西坂和真さんは、15年にハウスを建てた際に光合成促進機を導入した。ハウス内の温度保持のため、冬場にはハウスを締め切る必要がある。ハウスを締め切ったまま作物が光合成を続けると、ハウス内の炭酸ガス濃度が下がってしまうため、良い品質のトマトを作るには光合成促進機が欠かせないという。炭酸ガス濃度も含めたハウス内環境の集中管理により、通常は反収10~20㌧のハウストマト栽培だが、昨年は反収30㌧となった。機械を稼働させる時間帯など工夫しながら、40㌧の反収を目指している。

 JA全農ひろしま燃料課は、「光合成促進機の使用が生育に有効なトマトやイチゴ等の品目に対して積極的に導入したい。品質向上を通じて生産振興の一助になれば」と力を込めた。
(全農)

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