広島県内農業ニュース

イエローベル試験販売

2018.02.06
県内農業

南部・イエローベル試験販売 広島県が育成したレモン新品種「イエローベル」の商品力や消費者の評価を確かめようとする取り組みが行われている。

 JA広島果実連は3、4日、提携する販売店フレスタ横川店、上天満店にて試験販売を行った。同連職員らが生の果実および皮の味を知ってもらおうと品種の特性を説明しながら果実を提供し、試食後にハチミツを加えたホットレモンを手渡した。週末で多くの家族連れが来店しており「イエローベル」の試食に手を伸ばしていた。

 家庭にレモンを常備していると言う広島市内在住の主婦(40歳代)は「レモンを常用しているが新品種は初めて。様々な料理に『イエローベル』を使ってみたい」と話した。また会社役員の男性(60歳代)は「体調管理に毎日レモン水を飲んでいる。酸味がまろやかなので試してみたい」と話した。

 フレスタの河野有紀子バイヤーは「広島発祥のレモン新品種だけに店舗としても関心がある。品種の可能性を見極めたい」と話した。同連では試験販売の結果をまとめて今後の振興に向けて協議する予定だ。(南部)