広島県内農業ニュース

後継者を応援/水稲初心者向け講座

2018.04.17
県内農業

広島中央・水稲初心者栽培講習会2 JA広島中央は、新規就農者や担い手の育成、営農支援を強化の一環として、今年度から、新たに初心者を対象にした水稲の栽培講座を開いた。JAはこれまで、水稲のベテラン向け講習は行ってきたが、初心者向けは行っていなかった。米作りについて家族内で作業指示はあるものの、作業の意味やポイントを理解していない後継者も多い。次世代に米作りの技術を伝承し、手厚く支援することで後継者対策や事業承継につなげ、地域農業の振興を図る。

 講座は4月に開講し、12月まで毎月1回開く。受講料は無料。米作りには携わってきたが、自分が主体となって栽培していない人や、将来的に農地を継承したい人、集落営農法人に雇用された人など20人が参加。JA営農指導員が講師となり、各作業の意味やポイントなど、基礎知識を分かりやすく伝える。田植え、追肥、防除、収穫など、作業時期に合わせた内容を講義し、技術や機械の使い方の他、鳥獣害対策についても伝えていく。
 4月上旬に開いた1回目の講座では、育苗と代かきについて講義し、トラクターの使い方についても説明した。参加した岡野友美さん(44)は「急に作業できなくなった両親に代わって今年から夫婦で米作りをすることになった。正しい知識を身に付け、実行することで田んぼを守っていきたい」と話す。

 JA営農指導課の佐々木正文指導員は「後継者不足で悩む組合員の一助となればうれしい」と話す。(広島中央)