広島県内農業ニュース

初夏を告げる特産スモモ出荷スタート/引野すもも生産販売組合

2018.06.13
県内農業

福山市・スモモ初出荷 JA福山市の引野共同選果場で8日、初夏を告げる引野町の特産スモモの出荷が始まった。今年産は授粉期となる春先が高温であったため、生育が1週間ほど早かったが、糖度が高く食味の良いスモモに仕上がった。

 引野すもも生産販売組合の農家8戸は、収穫したスモモを重さと品質で6階級に選別。栽培管理が確認できる安全・安心「ふくやまSUN」ブランドのマークが入ったパックへ入れ持ち込み、出荷初日は128㌔を送り出した。品種は「大石早生」から「ビューティ」「サンタローザ」「ソルダム」と続き、7月上旬まで週5日、地元福山市場へリレー出荷をする。今年は昨年より1.4㌧多い3㌧の出荷を見込む。

 同販売組合の岩﨑敬正組合長は「品質は上々の出来。ぜひ多くの人に引野町の特産スモモを味わってほしい」と自信を見せた。(福山市)