カブ栽培に着手

 

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JA広島中央は、今年から管内全域でカブの栽培に着手にした。冬の園芸作物として普及に力を入れ、生産者所得の増大につなげたい考えだ。2018年度は約70戸が約2㌶で栽培し、出荷量117㌧を目指す。

 カブは稲刈り後の農閑期に収穫でき、産地が比較的少なく、県内市場での需要が高いことに着目。夏野菜と白ネギの栽培が盛んな管内で、白ネギの他にも新たな特産を創出する狙いがある。需要が最も高まる12月中旬から1月中旬に出荷できるよう、8月下旬から9月上旬に種を播き、間引きや土寄せ作業して根径10㌢ほどの葉付きで出荷する。

 品種は「白盃(はくはい)」。肌が白く、光沢があり、肉質が緻密で軟らかく、甘みがあるのが特徴。

 JAは2016年度、県内産を求める市場からの要望に応える形で、東広島市西条町で栽培を始めた。2017年度は10㌃で栽培。2018年度は管内全域に広げて生産を呼び掛け、JAが播種機を導入して生産者に貸し出し、規模拡大を図る。

 同市八本松町の二宮久さん(70)は9月上旬、4㌃の畑に2000粒を播種機で2条に播いた。「他の作物に手がからない時期に収穫できることが魅力。JAの指導を受けながら良質なカブが出荷できるようにしたい」と期待をかける。

 JA営農販売部の藤井一浩部長は「冬の新たな特産としての基盤を作り、生産を広げることで、農家の意欲向上と手取り向上につなげたい」と意気込む。(広島中央)

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