集落法人と連携して地域農業を支援

 

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東広島市の原茂正さん(49)は、委託された水田を活用して小麦の栽培を中心に規模拡大を図っている。父の敏人さん(76)から農業を承継して4年目。集落営農法人が集積していない農地や、担い手が少ない地域の農地を引き受けて、小麦8㌶、水稲5㌶、ソバ1.5㌶、大豆1.5㌶を栽培。地元の法人と連携しながら地域の農業を支えている。

 敏人さんは、水田は農事組合法人うやまに預けていたが、地域の農家からの要望で、農地を引き受けて農業を営んできた。茂正さんは敏人さんが築いてきた地盤を受け継ぐため、勤めていた会社を2014年に退職。1年間は、父を手伝いながら仕事を教わり、2015年に就農して認定農業者になった。

 農地のほとんどが圃場整備されておらず、農地も点在しているため、水管理がいらない小麦の面積を増やしている。水稲と作期が重ならないのも魅力の一つだ。他にも、大豆や、地域ぐるみで取り組んでいる宇山そばを栽培している。

 ドローンのオペレーター資格を取得し、JA広島中央の農薬散布用ドローンを借りて防除に使っている。麦の圃場の草刈りにモアを使うなど、省力化や作業効率を上げる努力を重ねる。

 西日本豪雨で川が氾濫し、土砂流入や農道の寸断、畦畔が流されるなど、農地の約1㌶が被害に遭った。他にも、獣害対策用の防護柵が流され、イノシシが圃場を荒らすなど、災害後の被害も絶えない。

 原さんは「農業経験が浅く、異常気象や気候の変化になかなか対応できていないが、JAにも相談しながら技術を身に付けていきたい。品質と収量を向上させることで、収益も上げていきたい」と意欲をみせる。(広島中央)

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