広島県内農業ニュース

「ひろしまそだち」のコマツナ 期間限定具材で発売!

2018.11.13
県内農業

 広島市・「ひろしまそだち」のコマツナ期間限定商品に採用1JA広島市管内産のコマツナを使った「広島市産コマツナと豚肉の和風パスタ」が2日から2週間の期間限定で発売されている。商品は、甘辛いたまり醤油で味付けした和風パスタ。コマツナと相性の良い豚肉とタマネギが使われており、広島市産コマツナがメイン具材となっている。

 この取組みは、地産地消などを目的に広島市と(株)セブン-イレブン・ジャパンとの地域活性化包括連携協定により実現。広島市産の農林水産物のシンボルマーク「ひろしまそだち」のマークが入っている。商品は398円(税込)。県下のセブンイレブン店舗で16日まで販売される予定。

 1998年から広島市が行う新規就農者支援事業「“ひろしま活力農業”経営者育成事業」とともに、農業経営に必要なハウスや営農施設を貸し出す「アグリサポート21事業」を行っており、その事業を活用して就農した広島市安佐北区の生産者5名が生産したものを、JA広島市直販を通じて納めている。

 商品化された商品を手渡された広島市安佐町の池田洋輔さん(46)は「自分たちが生産したコマツナがコンビニ商品の具材に使われ、生産意欲が増した」と嬉しそうに話した。

同JA販売課で販売企画マネージャーの下土井崇主任は「期間限定だが、この取組みをきっかけに管内産農産物の消費拡大をJAとしても後押ししたい」と話した。
 同JAは、農業者の所得増大のため、販売企画マネージャー2名の体制で、新たな販路の開拓や既存取引の取扱高拡大と有利販売の実現に向けて営業を強化している。

(広島市)