広島県内農業ニュース

西日本豪雨災害から活動を再開

2018.11.27
県内農業

 JA三原管内の沼田西地域で女性部・はなみずきの会会員などを中心に地域の場・憩いの場づくりのため設立した『ふれあい沼田西』は、西日本豪雨災害の影響で休止していた活動を11月から本格的に再開した。

 同地域の一部では災害時、本郷町と同様に河川の氾濫により、家屋や車の浸水や土砂崩れなど多くの被害を受け、ふれあい沼田西に参加していたメンバーの中にも被災者が含まれている。

 今月は月2回に回数を減らして再開。災害前は15人程度集まっていたメンバーも、災害の影響により、11人と少なくなった。

 今月初回は、豪雨災害で被災した会員たちのために、持ち寄った食器や衣類等の生活用品でバザーを開いた。2回目の19日は、「心身機能活性運動療法」を行った。この療法のゲーゴルゲームでは、終始大きな笑い声と歓声がわいていた。

 4ヵ月ぶりに顔を合わせたメンバーは「災害で避難していた時は、お世話になりました」とお互い元気そうな顔を見せた。

 木村幸子女性部沼田西支部長は、「復旧まで、まだまだ時間がかかると思う。ここでは、みんなが笑顔になってもらえる時間を作りたい」と話した。
 「ふれあい沼田西」は、手芸講座や地元小学生との交流会など、地域住民の交流の場として災害前までは週1回活動していた。 (三原)