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グランプリに「じゃこチョコ」/スイーツコンテスト

2019.03.05
県内農業

 おのみち・尾道スイーツコンテスト尾道市内の生産者団体で構成された尾道スローフードまちづくり推進協議会は2月下旬、2018尾道スイーツコンテストplusを開き、「尾道市民センターむかいしま」で試食審査を実施。グランプリに㈱カタオカの「じゃこチョコ」が輝いた。

 じゃこチョコは国産ちりめんにチョコを混ぜ合わせ、尾道産のレモンやネーブルのピールを加え、ザクザクとした食感と、甘じょっぱさの中に柑橘の爽やかさが楽しめるおやつ。

 同コンテストは今回が7回目。備後圏域で食品類の製造・販売を行っている事業者のスイーツを応募対象にしていたが、今年度は食事からの栄養摂取を補完する役割を持つ「おやつ」に着目。タイトル名に「plus」を加えた。尾道産農水産物を使った「子どもに食べさせたいおやつ」を募集し、7店舗から12作品のエントリーがあった。

 同協議会会長のJA尾道市の丹下和博組合長ら7人の審査員が試食し、味、尾道らしさ、食材活用度、コストパフォーマンス、ヘルシーさの5項目で審査。

 同社で商品企画を担当した土生千草さん(45)は「魚が苦手な人でも美味しく食べられるようにと、当社のちりめんを使ったおやつづくりを目指した。グランプリを受賞することができて本当に嬉しい」と話した。