広島県内農業ニュース

地域活性化に支店広報誌。3ヵ年計画達成。

2019.03.12
県内農業

 おのみち・全支店・出張所で支店広報誌を発行

        JA尾道市は、地域の活性化に向けて、全支店・出張所での支店広報誌の発行を掲げ、目標を達成した。同JAでは2016年度からの3カ年計画「第5次中期経営計画」で、地域の活性化のための具体的方策として、支店等を拠点とした事業・協同活動の展開を基本目標の1つに掲げていた。16年度の達成率は約2割だったが、翌年は5割を超え、今年度は全店舗で発行となった。

  年度初めでは支店、出張所長挨拶や職員紹介を写真やイラストで掲載。期中には各管内農産物の生育状況報告や支店感謝祭、定期貯金のキャンペーンといったお知らせなど様々。店舗それぞれの個性のある誌面で、支店広報誌は職員が店舗窓口や総員外務日で組合員や利用者に配っている。

  JAは各支店、出張所で教育文化活動担当者を選任。JA広島中央会や家の光協会から講師を招き、支店広報誌の作り方を学ぶ研修を行ってきた。毎月支店広報誌を発行しているJA栗原支店は、昨年8月にJAグループ広島が開いた支店広報誌コンテストで優良賞を受賞した。

  JA組合員課の佐藤則清課長は「JAを身近に感じてもらうツールとして支店広報誌は非常に重要。今後も研修会などを通じて、魅力ある誌面づくり取り組んでいきたい」と話した。(おのみち)