第29回JA広島県大会〜組合員とともに自己改革で未来を創る

大会特別決議

大会特別決議

新型コロナウイルスの影響の長期化をふまえた対策
および頻発する自然災害に係る
復旧・復興対策の強化を求める特別決議

新型コロナウイルス感染拡大の長期化の影響で、主食用米をはじめとする我が国の農畜産物は、予期せぬ需要減退により大幅な価格の下落が生じ、営農継続の危機にさらされている。

我々JAグループ広島は、「持続可能な農業の実現」「豊かでくらしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」に向け、営農支援対策の拡充をはじめ、“地産地消”を基軸とした“国消国産”の考え方に基づく需要拡大対策の取り組みを進めるため、政府および関係機関に対して、生産現場の実態を引き続き強く訴えていく。

また、近年全国各地で頻発する自然災害により、農地・農業用施設の被災が続き、営農活動への意欲低下、ひいては離農の拡大に繋がる恐れがあることから、JAグループ広島は、多様な関係機関・団体と連携し、被災地の実態に応じた支援・復興対策を引き続き実施するとともに、国・県・市町には、災害に強い産地づくりと、必要な復旧・復興対策の万全の措置を強く求めていく。

以上、JAグループ広島の総意として決議する。

令和3年11月12日
第29回JA広島県大会


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