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【広島中央】道の駅レストランで地産地消 「恋の予感」のお米うどん提供

2022.07.26
県内農業

 東広島市に15日にオープンした「道の駅西条のん太の酒蔵」のレストランやフードコートでは、同市産米「恋の予感」を積極的に提供している。米の生産と地産地消に力を入れる同市とJA広島中央が協力し、消費拡大に取り組む。同道の駅内の「リストランテ ファミリア」では、「恋の予感」を使ったうどんを提供。JA担当者から提案を受け、おいしさとめずらしさから採用。市内外からの来店者に好評だ。

 米粉を使ったうどんは、もちもちとした食感が特徴で、だしやスープがよくからむ。店長の末吉江美さんが考案した「お米うどん」のメニューは7種類。こだわりの自家製だしで食べる「ざるお米うどん(冷)」や「かけお米うどん(温)」が人気の他、「グリーンカレースープ(温)」や「せとうちレモンと吟醸ハム(冷)」など、季節に合わせて地産地消にこだわったメニューを提供する。休日は来店者100人を超える盛況ぶりで、訪れた人は「お米のうどんは初めてだが、食べやすくておいしい」と話す。

 同JA営農販売課の溝西優課長は「新しい道の駅で「恋の予感」を提供することで認知度を高め、販促効果に期待したい」と話す。

 今後は「お米うどん」を店内で購入できるようにJAと商品化を進めていく。