広島県内農業ニュース

研究の成果を後輩へ/県立吉田高校が発表会

2014.02.11
県内農業

 広島県立吉田高等学校アグリビジネス科は、地域農業の充実・発展を図ることのできる人材の育成に力を入れ「生命・食料・ビジネス」に関する専門知識と技術の習得に力を入れている。同校では、2013年度から食品製造室、自動環境制御温室、商品開発実習室の3つを新設。商品開発や地域活性化につながる学習に励む。3年生は、「果樹」「野菜」「食品加工」「生物工学」「微生物利用」の5つのテーマに分かれ研究に励み、学んだことを後輩へ伝える。

 1月下旬、同校の農村コミュニティーセンターで「農業プロジェクト発表会」を行い、アグリビジネス科の1~3年生が参加。3年生がテーマごとに研究の成果を発表した。発表会では、周年出荷を目指した野菜栽培への取り組みや同校で栽培したブドウから作ったレーズン酵母による米粉パンの商品化などを紹介。研究の中で栽培した野菜は、安芸高田市吉田町のふれあいたかた産直市で販売。消費者から「おいしかった」の手紙が届くなど好評だ。発表した西井和彦さん(17)は「消費者の声を直接聞き、良品出荷への気持ちが高まった」と述べた。2年生の田中克美さん(17)は「3年生の研究成果を参考に今後の学習をすすめたい」と話した。

(広島北部)