広島県内農業ニュース

女性大学交流集会を初開催

2014.02.18
県内農業

 JA広島中央会は12日、広島市内で第1回JA女性大学交流集会を開いた。JAから7人が参加。講演や実践報告、グループ討議を通じJA女性大学の位置づけや重要性の共有を図った。福井県立大学経済学部の北川太一教授は、女性大学は若い人をJAに呼び込む重要な学びの場であると強調。「今後のJAにとって女性パワーと地域住民・消費者への働きかけが重要なキーワードとなる」と指摘した。

 実践報告では、静岡県JAなんすん地域ふれあい課の関野真理課長が「女子大学を開校するにあたり、目的を明確にしたうえで役員や他部署と連携し、JA全体で取り組むことが大切」と報告した。

 グループ討議で参加者は「2015年度から開校を予定しているが、目的を明確にすることが重要と再認識した」「既に開校しているが継続していくことの難しさを実感している」など、課題や今後に向けて何をすればいいのかを情報交換した。

(広島)