広島県内農業ニュース

トウモロコシの種まき/広北学童農園

2014.04.22
県内農業

 JA呉広北支店は18日、呉市にある広北学童農園で呉市立三坂地小学校3年生の児童62人を招いてトウモロコシの種をまいた。児童らは、畝に深さ約3㌢の穴を開けて2粒ずつの種を植えた。ゆでたり焼いて食べるものの他に、ポップコーン用のトウモロコシの種もまいた。「甘いトウモロコシが大好き」と喜びを話した。

 同校では、総合的な学習の一環として農業体験を取り入れ、農園での種まきから収穫まで一連の農作業をしている。長野友和支店長は「児童らが土に触れながら、楽しそうに農作業する姿が嬉しい。運営委員会の方のサポートを受け、収穫まで見守っていきたい」と述べた。 

 農園の周りは、山林が近く鳥獣による被害も多い地域で、イノシシ除けの電気柵を設置している。カラスの食害を防ぐために、糸を張り巡らせる必要もあるが、小浜ふれあい農園運営委員会の協力を得ながら防除や消毒などを行う。
(呉)