広島県内農業ニュース

第7回庄原農協子牛共励会、畜産共進会開く

2013.09.03
県内農業

JA庄原は8月23日、庄原家畜市場で第7回庄原農協子牛共励会、畜産共進会を開いた。会場には管内から選抜された出品牛が集まり、慎重に個体審査、比較審査を行ったのち入賞を決定した。

 子牛の部には23頭、成牛の部に18頭、乳牛の部に16頭が出品された。優秀賞首席には、子牛の部で比和町の管田イサノさんの「はつたね3の9」号、成牛の部は東城町の沖野利政さんの「おきばば93」号、乳用種第1区では大久保町の藤本卓さんの「ウイステリアブックウインドヤナギ」号、乳用種第2区では東城町の和田慎吾さんの「WDクララシドプロングリーン」号が輝いた。各部で優秀賞に選ばれた28頭は、10月29日に開かれる第89回広島県畜産共進会に出品される。

 審査委員長を務めた広島県北部畜産事務所振興グループリーダーの日高充次さんは、「子牛では月齢に応じた発育をしているか、成牛では若雌らしさ、育成牛としての体積があるかなどをポイントに審査した。発育良好な出品牛が多く、各地区で栄養度の研修会を実施した成果が現れていた」と講評した。