広島県内農業ニュース

キャベツ出荷本格化

2014.07.15
県内農業

   JA尾道市世羅キャベツ部会が生産するキャベツの出荷が最盛期を迎えている。2014年は定期的な降雨に恵まれ、順調な仕上がりとなり、出荷量は900㌧で5400万円の販売額を目指す。

   世羅町のキャベツは寒暖差の大きな気候で栽培するため、ずっしりとした重量感があり、甘味が強いのが特徴。同部会では春作(6月下旬~7月下旬収穫)と冬作(10月下旬~12月収穫)を生産し、県内1の生産量を占めるようになった。2013年からは夏作(8月下旬~9月下旬)の生産を試験的に始め販売期間の延長を目指している。

  8戸の生産者が収穫したキャベツを大きさと形で分け、10㌔段ボール箱に4~10玉を詰め、JA尾道市世羅農産物集出荷センターに持ち込み、県内の市場や加工業者へ出荷する。
JA世羅営農センターの大宮淳担当は「県内1の産地として様々なことに挑戦し、JAと生産部会が一丸となって頑張っていく」と意気込みを話した。
(おのみち)