広島県内農業ニュース

新鮮な大葉を使った「大葉餅」が登場

2014.07.15
県内農業

   東広島市西条町の和菓子店㈱さくらやは、JA広島中央産直市の新鮮な大葉をまるごと使った和菓子「大葉餅」の製造販売を始めた。季節限定商品で8月中旬まで販売を予定している。

   大葉餅は、もち米を乾燥させた道明寺粉を蒸して作ったもちで粒あんを包み、瑞々しい2枚の大葉で挟んでいる。大葉の香りと風味をそのまま生かし、夏にぴったりな爽やかで上品な味わいに仕上がっている。もちはフレッシュな大葉に合うよう粒の食感を残し、あんは北海道産の小豆を使う。

   さくらやは、大正元年創業の老舗店で今後は、地元産の旬のフレッシュな果物や野菜を使った新商品を展開し、西条柿やシャインマスカットなどJAの特産品を使った和菓子の開発を計画している。

   代表取締役の馬原直史さんは「旬のおいしい食材を使った和菓子を味わってもらいたい。季節ごとの商品を展開し、イメージ付けをして毎年提供できるようにしていきたい」と述べる。「大葉餅」は東広島市内店舗で販売し今後、JA産直市「となりの農家」でも販売をする。問い合わせは、さくらや本部(電)082(423)5304。

(広島中央)