広島県内農業ニュース

「大和みそ豚丼」の販売

2014.07.22
県内農業

   JA広島中央は、管内の三原市大和町産の豚と米で作る「大和みそ豚丼」の販売を始めた。JA産直市では、寿司やおこわなどは人気商品だが、弁当や丼もの商品を扱っていなかった。そのため、利用者からの要望があったことと、若い年齢層の消費者を産直市に取り込むことが狙いだ。

   同町蔵宗地区の女性グループ「わくわくステーション」が、太陽ポーク㈱の「瀬戸内六穀豚」のみそ漬けを使用して製造。同町にある自社牧場は、広島県推奨のHACCP方式に基づいた「畜産物安全安心生産農場認定制度」に認定されている。飼料には肉の旨味、脂の甘みを作り出す6種類の穀類(トウモロコシ、マイロ、米、大麦、小麦、大豆)を主に配合していて、コクがあるのに後味がさっぱりとした味が特徴。

   豚丼は、同町産米「コシヒカリ」に味噌やみりんで照りが出るようにして作ったタレをかけ、その上にこんがり焼き上げたみそ味の豚を乗せ、ネギをふっている。ご飯が隠れるくらいたっぷりと乗せた肉は冷めても柔らかく、白いご飯との相性は抜群だ。

   グループ代表の沖ユキコさん(71)は「多くの人に豚丼の味を知ってもらい、新たなファンを増やしたい。柏餅やおはぎのような定番商品にしたい」と意気込む。
JA農産物営業課の中本英治係長は「管内の大和町産にこだわって製造を依頼した。他にも若年層をターゲットにした展開をしていきたい」と述べた。同豚丼は1折590円で、JA産直市「となりの農家」3店舗のみで販売する。
(広島中央)