広島県内農業ニュース

秋の味覚スダチ順調出荷

2014.09.17
県内農業

 福山市柑橘(かんきつ)組合連合会スダチ部会は、安全・安心で良質なスダチの栽培に取り組んでいる。産地は同市千田町と水呑町で、サンマやマツタケなど秋の味覚の香り付けに欠かすことのできない食材として、地元はもちろん県外でも高い評価を得ている。


 今年は台風による被害がなく、8月の降雨も好影響で、順調に生長。玉太り色つや共に上々で、風によるすり傷がないきれいな果皮に仕上がっている。


 生産者は、収穫したスダチを階級ごとに穴が開いた選果トレーに通して選果し、品質を丁寧にチェックして3等級に仕分け、1㌔箱に詰めたものを選果場へ搬入。平年を上回る量の出荷箱がJA福山市引野共同選果場に持ち込まれている。選果場で検査後、地元福山を中心に山陰などに送り出す。「○福」が目印のスダチは9月下旬まで収穫が続き、部会全体で1トンの出荷を見込んでいる。


 三吉栄三郎部会長(81)は「一つひとつ手で選別している自慢の○福スダチ。機械での選別にはない確かな品質を、多くの人に味わってもらいたい」と出来を喜んでいる。
(福山市)