広島県内農業ニュース

県産の露地ピオーネ食べて JA広島果実連

2014.09.24
県内農業

 県産露地ピオーネの出荷が最盛期を迎えたことから、JA広島果実連は販促活動を強化している。通年で県産果実の売場確保を目指す活動「広島県産くだものフェア」の一環だ。県内提携店を中心にポスターやのぼりで装飾した売場では、同連職員らが週末ごとに露地物特有のコクや香りをアピールしながら購入を呼び掛けている。

 天満屋の山下隆行バイヤーは「果物消費全体が低調な中で、魅せる売場づくりと試食販売が大きな成果を上げている。旬のピオーネ販売に協力したい」と話す。また同連の店頭販促を担当する石田みぎわ担当は「繰り返し実施することで関心を示し、機能性や選び方を聞く若年層も増えてきた。消費拡大に向けて手応えを感じている」と話す。9月末まで続く。
(南部)