広島県内農業ニュース

契約販売で農家所得を確保/白ねぎグループ、2Lサイズの太物比率を高める

2014.10.15
県内農業

  JA広島北部野菜生産部会白ねぎグループは、2014度は販売額1億円、出荷量約280㌧を目指し、2Lサイズ以上の太物を多く出荷する方針だ。


 全体集荷量に対する2Lサイズの割合は昨年の2倍の40~50%へ高める。出荷までの管理は、収穫30日前の土寄せの時に追肥をして生育促進を促し、太物に仕上げていく。同グループは、136戸が24㌶で白ネギを栽培する。

 JAは、今年新たに県内量販店など契約販売先を増やし販売面を強化した。市場価格に左右されない、契約販売で売ることで生産農家の所得を確保する。価格の安定した契約販売に取り組む理由は、今年の白ネギの作柄状況にあり、夏の長雨の影響で成長が遅れた。他産地の出荷も遅れ気味で、出荷時期が重なり、JA管内で出荷ピークを迎える11月の市場価格が落ち込む恐れがあるためだ。出荷形態、規格は、販売先のニーズに合った形(コンテナ、2本組結束、バラ、袋入り等)に応え、他産地との差別化を図る。


 同グループは9月下旬に会議を開き、今年度の販売方針や出荷までの管理について、生産者の意識統一を図った。JA営農指導員は「グループ一丸となった契約販売に取り組むことが、白ネギの価格維持につながる。太い2Lサイズから収穫し、Mサイズは太くなるまで収穫はしないよう心掛けてください」と呼び掛けた。

 来年は、白ネギの2Lサイズ比率をさらに高めるため、通常よりも太い苗に仕立て、定植する試験栽培を行う予定だ。
(広島北部)