広島県内農業ニュース

富有柿・順調出荷 大玉で高糖度に仕上がる

2014.11.18
県内農業

  福山市の松永果樹園芸組合柿部会は、JA福山市本郷支店隣接の柿選果場を拠点に、「富有柿」の出荷に励んでいる。同市の松永地域は、富有柿の生産量県内一を誇る。本郷、金江、今津町を中心とする37戸が精力的に栽培する。


 今年は、8月の日照不足で玉太りが遅れていたが、9月に入り天候が回復したため生育は順調に回復。生産者が摘花・摘蕾を徹底したことにより、例年より大玉傾向となるほどに仕上がった。糖度・品質ともに上々だ。


 生産者は、収穫した柿の傷や色をチェックして選別。同選果場へ持ち込み、ベテラン検査員が品質、大きさなど3つの等級と5つの階級に仕分けたものを、5㌔と10㌔の箱に詰める。箱詰めは、地元福山や三原、広島の市場へ送り出している。収穫は12月上旬まで続き、平年並みの120㌧の出荷を見込んでいる。


 佐藤康夫さん(53)は「今年は天候に悩まされたが、みんなの努力のおかげで大玉に仕上がった。おいしい自慢の松永産富有柿を、多くの消費者に味わってもらいたい」と出来に自信を見せる。


 富有柿は、選果場で即売もしている。即売の問い合わせは、JA松永グリーンセンター(電)084(930)4330まで。
(福山市)