広島県内農業ニュース

キウイフルーツ出荷はじまる

2015.01.13
県内農業

 JA尾道市管内で取れたキウイフルーツ「ヘイワード」の出荷が6日、三原市糸崎町の備後みかん選果場で始まった。今シーズンは約16トンが関西市場を中心に出荷する予定。向島キウイフルーツ部会の生産者20人が出荷したキウイフルーツは、生育期間中の適度な降雨により玉太りは良好で、天候にも恵まれ糖度も高い仕上がりとなっている。

 昨年10月に収穫し、同選果場の貯蔵庫で約2ヵ月間保存したキウイフルーツを検査員が1玉ずつ傷の有無をチェックし3等級に選別し、20玉~33玉入り約3.4キロと10キロの段ボール箱に詰めて出荷する。

 JA営農販売課の川本康晴主任は「キウイフルーツが年末に市場で品薄になったので、年始早々に出荷を始めた。良好な出来に引きあいが強く、取引価格が高値で推移しそう」と話した。

(おのみち)