広島県内農業ニュース

農業の担い手とての技術や知識の習得をめざし

2015.01.27
県内農業

 JA尾道市は20日、JA東尾道経済事業本部で第17期農業塾開講式を開き、野菜と果樹コースで20人が入塾した。

 開講式後の第1回講義では、JA全農ひろしま肥料農薬推進事業所の平岡紀央所長が最近の農業情勢と肥料・農薬の基礎を説明した。塾生らは、栽培の基本に必要な土づくりや肥料成分について学んだ。塾生の卯元啓之さん(41)は「1年間農業をしてきましたが、戸惑うことが多く困っていたところ、JAの農業塾の募集を知り、基礎から学びたいと思い入塾した。しっかり学んでおいしい野菜作りを目指します。」と話した。

 塾長の上野泉組合長は「農業塾で1年間を通して基礎から学んでいただき、将来的には生産部会や産直市の会員として農業を盛り上げてもらいたい」と激励した。

 農業塾は、月1回の講義や実習を行い、16期までに約680人が修了している。
(おのみち)