広島県内農業ニュース

ひと粒ひと粒大切に

2015.02.03
県内農業

 JA三原は1月28日、広島大学附属三原小学校で米のもみすりと精米する体験学習を開いた。2年生の生活科の食農教育の一環で、“ひと粒ひと粒を大切に”をテーマに昨年5月には学校園内の水田で田植えを、9月には稲刈り・脱穀と一年を通じてJAが協力している。授業を受けた2年生64人は、JAの成末直美営農指導員から機械の使い方を教わり手動のもみすり器からもみ殻を取った玄米を小型の精米機に掛け、白米にするまでを体験した。

 今回の授業で、児童たちは玄米が真っ白な白米になるのを実際に目で確かめ、ご飯になるまで多くの人たちの手がかけられていることを学んだ。精米した米は、おにぎりにして6年生と合同でする授業で食べる。
(三原)