広島県内農業ニュース

チョコレートよりカンキツを JA広島果実連がバレンタインに提案

2015.02.12
県内農業

南部・バレンタインにかんきつ提案 菓子類のイベント的な需要期であるバレンタインデーに、カンキツを贈る習慣を定着させようとする売場提案が行われている。JA広島果実連は広島市内の百貨店や果物専門店に、2月上旬に出荷ピークを迎える「ハウスせとか」を使ったバレンタイン用ギフトの売場設置を呼び掛けている。

 天満屋広島アルパーク店では8日からの売場展開に合わせて、化粧箱や大玉2個セット等、1日に30件程度が贈答用として販売されている。10日に果実を購入した広島市内の女性(40代)は「お世話になっている義父への贈り物として購入した。ビタミンを摂って健康になってほしい」と話した。

 同連の下岡正次長は「果皮色が鮮やかな濃紅色でバレンタイン用の贈答としては最適だ。今後もあらゆる機会を活用し果物の消費拡大に努めたい」と話す。14日まで売場が展開される。                                     (南部)