広島県内農業ニュース

消費拡大に向けて商品化も検討/「三矢そば」アイデア料理コンテストを開く

2015.03.10
県内農業

広島北部・三矢そば料理コン 安芸高田市とJA広島北部は4日、同市民文化センターで「三矢そば」アイデア料理コンテストを開き、片岡典子さん(同市高宮町)と西本晴香さん(県立吉田高校)を優秀賞に選んだ。

 片岡さんは、料理部門で「朝食そば焼き」を、西本さんは菓子部門で「三矢そばのゆずクッキー」を出品。入賞したメニューは今後の商品開発や販売促進につなげる。料理と菓子の2部門で、全国や地元高校生、広島市内の大学生などから52品の応募があった。同コンテストは3回目。

 「三矢そば」のおいしさを活かした地元産の食材を使い、家庭でも簡単に作れることなどを重点に審査した。審査員のフードビジネスコーディネーターの髙木由佳さんは「完成度の高いメニューが多かった。入賞メニューを商品化することで、三矢ブランドの知名度を高めるきっかけにしてほしい」と話した。

 今後、米・お茶・ソバの「三矢ブランド」入賞メニューは、市内飲食店へ情報提供し、ご当地グルメで地域振興につなげる。併せて、特産品としての商品化を検討する。
(広島北部)