広島県内農業ニュース

アスパラガス出荷最盛期

2015.05.19
県内農業

尾道市・アスパラ出荷最盛期 JA尾道市アスパラガス部会は、アスパラガスの出荷が最盛期を迎えている。5月末まで、1日最大1.5㌧、出荷量約40㌧を広島市場と大阪市場へ出荷する見込みだ。

 同部会は、寒暖差の大きい世羅台地を中心に約20㌶の栽培面積で約100戸の部会員が品種「ウエルカム」を栽培している。濃い緑に色づくのが特徴で食感も柔らかく、市場の評価も非常に高い。

 アスパラガスは、JA世羅農産物集出荷センターで等級ごとに選別する。大型スーパーなどでは、1箱1㌔の贈答用も販売し、今後は試食販売やバイヤーを招いての現地視察もする予定だ。

 JA世羅営農センターの下敬指導員は「今年は昨年ほど霜被害も少なく、天候にも恵まれたため、太りも良く、品質だけでなく収量も期待できる。生産者が丹精込めて作ったアスパラガスを味わってもらいたい」と話した。
(尾道市)