広島県内農業ニュース

早生みかん出荷開始

2015.11.24
県内農業

 尾道市・早生ミカン出荷JA尾道市は11月上旬、三原市糸崎町の備後みかん選果場で早生みかんの出荷を始めた。8、9月の降雨で品質の低下が心配されていたが、10月以降は晴天が続いたため、色づきも良く、多少小玉傾向ではあるものの、甘みと酸味のバランスの取れた上々の出来となった。

 同選果場に持ち込まれたみかんはJA検査員や選果機の光センサーで大きさや糖度、病害虫の有無などを確認、選別され、階級毎に分けられる。この日は10㌔箱270ケースを三原市内や県内市場に出荷した。今年度の出荷量を約130㌧と見込んでいる。

 JA営農販売課の高垣伸司指導員は「今年は表年であり、質だけでなく量も期待できる。早生みかんは11月のメイン商材でもあるので、しっかりした計画をもって販売していきたい」と話した。

(尾道市)