広島県内農業ニュース

ほうれんそうが旬/JA庄原管内で出荷順調に進む

2016.04.13
県内農業

 庄原・ほうれんそう出荷順調JA庄原管内では、ほうれんそうの出荷が順調に進んでいる。この時期のほうれんそうは生育が速く、葉や茎が大きく育ち甘みがあるのが特徴で、一年で最も出荷量が多い。ほうれんそうはJAが生産拡大、販売強化に取り組む園芸重点推進6品目の一つで、ハウスで周年栽培を行っている。

 生産者の一人、八谷憲昭さん(61)は義父母の永田章二さん(86)と幸枝さん(84)から経営を引き継いで3年目を迎える。長年栽培を続けてきた義父母に作業を教わりながら、妻の由依子さん(59)とハウス12棟、40aで栽培に励んでいる。朝の収穫後には家族で調整作業を行い、義父の章二さんは「家族と会話をしながら一緒に作業できるのが嬉しい」と笑顔で話す。憲昭さんは「消費者の方に美味しいものを届けたい。暑さが厳しい夏の間も安定出荷を行いたい」と意欲的に取り組む。

(庄原)