広島県内農業ニュース

甘酸っぱい初夏の香り「アンズ」出荷/福山市田尻町杏のふるさと振興会出荷部会

2016.06.14
県内農業

 福山市・田尻アンズ出荷西日本有数のアンズの産地、福山市田尻町でアンズの出荷がピークを迎えている。今年は小玉傾向ではあるものの、生産者の栽培管理の徹底により、色づきの良い上質なアンズに仕上がっている。6月中旬まで出荷し、昨年より2トン多い3トンを地元福山市場へ送り出す見込みだ。

 同町では、杏のふるさと振興会出荷部会の農家7戸が、「広島大杏」「平和」「幸福丸」など4品種を栽培。生産者は収穫したオレンジ色の果実を、JA福山市田尻支店へ持ち込む。栽培履歴を確認できる「ふくやまSUN」のシールを貼ったパックには、いろいろなアンズの楽しみ方を知ってもらおうと、ジャムやあんず酒のレシピを添える。出荷日には同支店で即売会も行い、アンズの甘酸っぱい初夏の香りを求めて、多くのファンでにぎわいを見せている。

 同部会の住吉商部会長は「後継者不足の問題はあるが、330年の歴史ある産地を生産者みんなで守っている。これからも多くの人に食べてもらえるよう、励みたい」と話した。

(福山市)