広島県内農業ニュース

生産資材コスト低減/JA広島中央

2016.11.01
県内農業

 広島中央・生産コスト低減①JA広島中央は、生産資材のコスト低減に向けた取り組みを進めている。大型規格商品の大量仕入れや配送の工夫で価格の引き下げを実現。大量仕入れの強みを生かし、生産コストを下げることで、農家所得の向上につなげる。

 JAは9月から農業法人と水稲作付け面積が4㌶以上の農家と認定農業者を対象に、土づくり肥料を大容量の200㌔のフレコンバッグで提供。従来の小袋に比べて約2割安く提供できる。トラックが満載になる40袋単位で注文し、製造運搬が込み合わない9月中に1カ所に納品した場合は、さらに約1割安く提供。メーカーから直接配送することで、保管料や配送コストを削減し、一層の引き下げを可能にした。購入した大型農家は「米価が低迷する中、資材の価格はできるだけ抑えたいので助かる」と話す。

 大型農家以外の農家に対しては、土づくり肥料の散布作業をJAが受託する。高齢化対策や事故防止につなげるとともに、高品質で多収量の米作りに取り組む。機械化していない農家の肥料散布は重労働だったが、JAが散布機を付けたトラクターで作業することで、労力の軽減を図る。

 JA経済部の井上一則部長は「最大限の努力でコストや労力の低減を図り、農家の所得向上につなげたい」と意気込む。
(広島中央)