広島県内農業ニュース

旬の「世羅なし」食べて JA広島果実連がフェアを展開

2013.09.24
県内農業

 広島の初秋を代表する果物「世羅なし」の出荷が本格化したことを受け、JA広島果実連は店頭での
販促活動を強化している。通年で県産果実の売場を確保しようと展開する「広島県産くだものフェア」の
一環だ。
 県内のフェア提携店には露出度が高い前面の売場を継続して用意してもらう一方で、出荷期間中の
毎週末に同連職員や産地関係者が店頭に立って試食宣伝販売を実施。職員らは専用皮むき機による
実演に加え、果実の選び方やナシを使った料理レシピを披露し販売を盛り上げている。実施時には多く
の家族連れがナシの試食を楽しむ様子が見られる。
 天満屋の山下隆行バイヤーは「ナシの甘い香りが店内に立ち込め消費者の購買意欲を誘っている。産地関係者と協力して季節感のある販売を実施し果物消費を喚起したい」と話す。

(南部)