広島県内農業ニュース

爽やかな辛味が特徴 新ショウガ出荷スタート

2013.10.08
県内農業

 福山市駅家町服部雨木地区の駅家生姜(しょうが)生産部会は、1日からショウガの出荷を始めている。

 同部会の生産者6戸は、昨年収穫して冬越しさせた種ショウガを今年4月上旬から催芽(さいが)作業
を行い、5月上旬に畑に定植。定植後に少雨や昼夜の気温差が大きくなるなど天候の影響を受けて、
収穫が平年より1週間遅れた。夏の時期に日照りが続き高温障害を心配したが、生産者はかん水する
など水の管理を徹底したため、大きさ、品質ともに上々の出来となった。

 収穫したショウガは、同地区の共同選果場で洗浄選別を行った後、150㌘のパックに詰め、栽培履歴が確認でき安全・安心の福山産農産物の目印「ふくやまSUN」マークのシールを貼って福山市場に出荷。出荷作業は11月下旬まで続き、昨年並みの4.5㌧を見込む。

 同部会では、ショウガの連作障害や根茎腐敗病などが発生しやすいので、部会員が微生物を配合した土壌改良剤や牛糞、鶏ふん堆肥を投入して土作りから丁寧に行ない、安全・安心で品質重視の栽培を心がけている。皮がとても薄く、繊維質が柔らかい特徴を持ち市場で人気が高い。特に、適度な水分を含み爽やかな辛味がおいしいと主婦の間で口コミが広がり好評だ。「いつから出荷するのか」「どこで買えますか」など問い合わせも増えている。

 生産部会の梅田祐伸部会長は「最近は輸入品に押されているが、生産者が丹精込めて育てた服部のショウガは品質、味に自信がある。スーパーで見かけたら自慢のショウガをぜひ味わってほしい」と意欲を見せる。

(ふくやま)