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【JA三次】唐辛子プロジェクト 唐辛子収穫

2020.10.22
県内農業

 JA三次青壮年連盟は14日、今年5月下旬に部員らで植え付けた唐辛子の収穫作業を行った。同連盟は2019年より三次産野菜を広くPRする取り組みの一環として、地元企業の有限会社江草商店との農商工連携や農福連携で取り組む「唐辛子プロジェクト」をスタートさせた。地元産加工食品「辛麺」の原料として安定供給を目指す。昨年は供給に向けた唐辛子の乾燥・製粉などを含めた試作を検討。今年度は約100㌔の唐辛子粉末を管内の同商店へ初出荷するため、製品化に向けた作業を進める。
 同日には、同JA管内の農産物や加工品、生産者などを紹介する三次ケーブルビジョンの番組「JA三次お元気ナビ」の収録も行い、収穫した唐辛子の食味や品質を確かめながら作業する様子や同プロジェクトの取り組みをPRした。農青連の守橋邦夫委員長は「農商工連携や農福連携と三次産農産物PR、また鳥獣被害を受けにくい農産物の栽培モデルとして、今後も継続してプロジェクトを進めていきたい」と意気込んだ。
 今回の収録内容は20日に三次管内で放送される予定。