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【全農ひろしま】広島県産あきろまんに革命!?大粒に厳選した「贅沢あきろまん」全農ひろしまの直売所で発売開始

2020.11.26
県内農業

 JA全農ひろしまは14日、広島市の直売所「とれたて元気市 広島店」で「贅沢あきろまん」の販売を始めた。
 同商品は、広島県で唯一の改良品種である「あきろまん」を、JAの乾燥施設で通常より0.15㍉大きい「玄米ふるい目2.00㍉」で調製。「大粒米」のみを厳選することで粒感に富み、「あきろまん」の旨味をより感じられる商品に仕上げている。
 パッケージには「あきろまん」の開発者の一人、土屋隆生さんの肖像画をあしらい、産地の気候風土に適した品種として育成した当時を振り返ったメッセージを添えている。
 発売当日には商品PRも実施し、開発の歴史や精米工程について紹介した。廿日市市からの来店客は「パッケージも豪華でおいしそうに感じる。帰って食べてみるのが楽しみ」と笑顔だった。
 全農ひろしま米穀販売課は「この商品を通じて、広島県のオリジナル品種である“あきろまん”の開発当時の思いを伝え、広く県民の皆さんに食してもらうことで広島県の稲作における生産振興の一助としたい」と力を込めた。
 2020年産米は50㌧限定で県内産直市を中心に販売する。2021年産米以降、取り組み生産者を募り拡大していく予定だ。