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【JA庄原】米・食味鑑定コンクール 都道府県選抜代表お米選手権金賞 深屋進さん

2021.01.19
県内農業

 米・食味鑑定士協会(大阪市)が、昨年11月に静岡県小山町で開いた「第22回米・食味分析コンクール:国際大会」で、庄原市本郷町の深屋進さん(63)が都道府県選抜代表お米選手権の部で金賞を受賞した。出品したのは、試験栽培する「にこまる」。同大会は、国内外最大の米食味コンクールで、全国4443点、広島県68点の出品があった。
 30年ほど前から兼業で米作りに携わる深屋さんは、知人の勧めで第20回大会から応募を続ける。昨年は、同部門で特別優秀賞(次席)を獲得。今大会は19㌃で試験栽培を続ける「にこまる」を出品した。
 食味向上に向け土づくりに重点を置き、JA庄原に土壌診断を依頼。粉末状にした竹を混ぜた牛ふん堆肥を10㌃当たり約800㌔投入し、ケイ酸やマグネシウムに加え、今回はミネラル成分を補うため原塩を10㌃当たり20㌔試験散布した。深屋さんによると「茎の節間を抑制し、倒伏軽減の効果も期待できる」という。
 一発型肥料を10㌃当たり15㌔施し、化学肥料や農薬を慣行栽培の5割以上削減する特別栽培を実践。食味の指標となる食味スコアは87、平均値70点台とされる味度値は89.3を示した。
 庄原市ブランド米推進協議会のメンバーとして、安全・安心でおいしい米作りに向け研究を続ける深屋さんは「こだわった米が評価されたのはうれしい。みんなで知恵を出し合い、省力化を進めながらおいしい米を作っていきたい」と話した。