広島県内農業ニュース

【JA広島中央】SDGs情報発信

2021.03.03
県内農業

 JA広島中央は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の17の国際目標を表したアイコンを活用して、JAが果たしている地域貢献をPRしている。毎月発行する広報誌やインターネット交流サイト(SNS)で紹介する際、協同活動や農業の取り組みがどの目標に該当しているか発信。SDGs達成に向けた取り組みを「見える化」することで協同組合への理解促進につなげる。
 JAは組合員向けの広報誌「ひろしま中央」2020年4月号に特集でSDGsを紹介。SDGsとは何か、JAの取り組みがどの項目になるかなどを解説した。JAグループ広島の取り組み方針を受け、21年1月号からは、掲載する話題にSDGs目標アイコンを付けて紹介する。
 フェイスブックは、地域農業や農産物、JAの取り組みをほぼ毎日、投稿している。SDGsに照らし、ふさわしいアイコンを写真に貼り付けて紹介することでSDGsへの関わりが一目で分かるようにしている。
 JA管内の東広島市は2020年7月内閣府からSDGs未来都市に選定された。JAは2月、東広島推進パートナーに登録。市や地元企業、団体と連携し、SDGs理念の普及と目標達成に向けた取り組みを強化する。
 総合企画課の川尻雅彦課長は「協同活動を通じてSDGsの目標達成に貢献したい」と話す。