広島県内農業ニュース

【JA三原】LINE・メルマガで幅広く対応 情報発信強化

2021.03.17
県内農業

 JA三原は、インターネット交流サイト(SNS)の無料アプリ「LINE@」を使った情報発信を始めた。水稲やかんきつ生産者向けに、病害虫対策や栽培管理情報などを発信し、営農指導や販売強化につなげる。また、以前から行っていたかんきつ情報のメール配信サービスと合わせ、水稲情報を中心としたメール配信サービスも始めた。スマートフォンを持たない生産者にも情報発信の強化を行う。
 従来、JAや行政の放送設備を使い情報発信をしていたが、放送網が整っていない地域や放送設備の老朽化などにより、統一的な情報伝達が課題となっていたため、広域にタイムリーな情報を発信する手段として、複数の情報配信サービスを導入。講習会や広報誌などでの告知に加え、ポスターや卓上ポップなどの啓発資材を活用し、登録利用を呼びかけていく。LINEの友達登録の方法は、2次元コード(QRコード)による読み込み、またはID検索「@502hgmwn」で登録できる。
 同JAの田中義彦理事経済部長は「最新情報を広域に、いち早く発信することが重要。より多くの生産者に周知し、農業者支援に繋げていく」と話す。