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【JA庄原】夏秋トマト出荷後半 非対面で規格確認 産地⇔市場ウエブで目合わせ

2021.09.15
県内農業

 庄原市高野町で栽培が盛んな夏秋トマトの出荷が続く。集中豪雨による冠水被害や長雨による日照不足などで、生育の悪化が懸念されたが生産者の努力で日量3㌧以上を出荷し、8月末時点で前年比9%増の213.6㌧を販売。出荷後半に向けて、高野町野菜組合とまと部会は10日、高野農畜産物集出荷貯蔵施設でタブレット端末を使って、目合わせ会と出荷協議会を開催し、規格の徹底を申し合わせた。

 生産者やJA庄原、県北部農業技術指導所など17人が参加。ウェブで参加した青果卸・TOKAの担当者は「傷や色むらもなく、厳しい選果基準で統一され自信を持って販売できる」と評価した。目合わせでは、現物に加え、タブレット端末でトマトを映し、色合いや形などの規格を確認した。

 市場動向と出荷計画を確認。コロナ下の緊急事態宣言で、今後も家庭消費が増えることを見込み、販売方法を協議した。

 ハウス15棟約30㌃で栽培する松木健二さん(45)は「部会での品種選定や栽培技術の共有で、A品率が高まっている。自慢のトマトを消費者に届けたい」と話した。
 同部会では、標高550~600㍍の冷涼な気候を生かし、14人が4.9㌶でハウス栽培する。11月上旬までに約370㌧の出荷を見込む。