広島県内農業ニュース

【JA福山市】ドローン授業で最新農業を学ぶ 広島県立沼南高等学校

2021.09.21
県内農業

 広島県立沼南高等学校は13日、最新のスマート農業技術を学ぶため、ドローン(無人飛行機)を使った講習授業を行った。県ドローン協会の事務局を講師に、同校園芸デザイン科の2年生16人がドローン操作の知識や技術について学習。農薬散布や害獣・害虫対策など農業分野の他、測量調査や荷物の運搬など、幅広いドローンの活用方法を学んだ。また、最先端技術にふれるため、実際に生徒が重さ200グラム未満のドローンを操縦体験。屋外では、講師の操縦による高度140メートルからのドローン撮影で、生徒たちが栽培管理するブドウ園や校舎などを鑑賞した。

 浦上颯さん(17)は「以前から興味があったドローンを操縦することができてうれしかった。これからもスマート農業について勉強したい」と笑顔で話した。同校の近藤寿教諭は「生徒が最先端農業に興味を持つ良い機会になった。今後もドローンを使った授業を継続して行いたい」と話した。