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【JA福山市】牛乳パックに生徒の作品がデザイン JAグループ広島と広島協同乳業が食農教育活動でコラボ

2023.02.14
県内農業

 広島協同乳業(株)は7日、JAグループ主催の「『ごはん・お米とわたし』作文・図画コンクール」で、文部科学大臣賞を受賞した作品を掲載したパッケージ牛乳を期間限定で発売した。県内のスーパー各店で約2ヵ月間、10万本の販売を予定する。

 「おいしい牛乳 県北搾り」(1㍑)に限定パッケージで、福山市立一ツ橋中学校3年生の森絆奈さん(15)の作品を掲載。「力の源は母のおむすび」と題した作品には、母親の握ったおむすびを食べながら、勉強に取り組む自身の姿を描いたという。全国コンクールでは、図画部門約4万4千点の応募から受賞した。

 牛乳パッケージを手に取った森さんは「自分の描いた作品を、多くの人に見てもらえるのがうれしい」と喜びを口にした。

 同社の岸本和男常務は「生徒が描いた作品を紹介することで、食育活動を応援したい」と話した。同社では、JAグループ広島の食農教育活動に賛同し、2020年から牛乳パッケージへの作品掲載に取り組む。