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【JA広島中央】米「恋の予感」2年連続「特A」 市長に報告

2023.03.22
県内農業

 JA広島中央の河野孝行組合長は13日、東広島市役所を訪れ、高垣広徳市長に県南部の米「恋の予感」が2022年産米の食味ランキングで2年連続最高ランク「特A」に選ばれたことを報告した。JAと同市は21年から同市産米の食味向上やブランド化を目指して米コンテストを開催。22年は最優秀賞に「恋の予感」が選ばれた。

 河野組合長は高温耐性品種「恋の予感」について、地球温暖化を背景に17年に本格導入し、生産者と関係者が一丸となって展示圃設置や巡回指導を重ねてきたことを説明。生産者らの高温登熟障害に対する努力が実を結んだことを伝え、「これからも市と一体となってブランド化を進めることで生産・消費拡大へつなげたい」と力を込めた。

 高垣市長は市のイベントや活動などでPRを強化するとし、「肥料高騰など厳しい状況下だが、良食味米の生産に取り組み、安定供給のシステムを構築することでさらにブランド化を進めてほしい」と話した。