水稲高密度苗労力軽減 2019年度2400箱供給 稲作農家を支援

 庄原・水稲高密度苗労力軽減 2019年2400箱供給 稲作農家を支援JA庄原は2019年度、水稲の高密度播種(はしゅ)苗の供給を始めた。品種は「コシヒカリ」と「あきさかり」で15件、約2400箱の利用があった。労力軽減とコスト削減につながる密苗で、高齢化や世代交代が進む稲作経営体を支える。

 庄原市板橋町の奥田一馬さん(78)は、JAの育苗を20年近く利用する。今年、密苗の取り扱いに合わせ、専用の田植機に更新。5月下旬には、息子の省三さん(49)と約1.1㌶に「あきさかり」100枚を植えた。

 一馬さんは「移植時間と施設からの運搬回数が削減でき、田植え作業が楽になった。JAが密苗を始めたことで、コストも削減できた」と取り組みを高く評価する。

 JAは、17年の農家訪問活動で資材価格や高齢化に伴う労働力確保の相談を多く受けたことから、18年に県北部農業技術指導所やJA全農ひろしまなどと「あきさかり」で供給試験に取り組んだ。

 1枚の育苗箱に種もみを通常より1.7倍多い300㌘播種。発芽や緑化など大きな問題もなく生育し、根張りも良好だった。移植後は、草丈と茎数、葉色などを5回調査。収穫期に坪刈り調査を行い、玄米重量が慣行栽培よりも良く、品質も問題がなかったため供給を決めた。

 JAの瀬尾範芳専務は「地域において、農業者の労働力確保や省力化は重要な課題。今後も関係機関と連携して品種拡大を検討し、稲作農家を支援したい」と展望を語る。

(庄原)

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