地域活性化の一助に 交通インフラ乗って学ぶ あぐりスクール課外学習

 利用者の減少により、地方の公共交通バスや鉄道の廃線が社会問題化するなか、JA庄原は鉄道を利用した、あぐりスクールを企画した。2018年7月の西日本豪雨で被災した、地域の大切な交通インフラの一つであるJR芸備線について考えてもらうことや利用者増加による地域活性化が狙い。

 8月上旬に開いた課外活動には、子ども24人を含む35人が参加した。アスパラガスの収穫体験や同JA東城カントリーエレベーターなどを見学。移動で、JR備後落合駅から備後庄原駅までを利用した。

 備後落合駅では、元機関士でボランティアガイドの永橋則夫さん(76)から沿線の歴史や駅名の由来、車両の特徴などについて聞いた。改札口で、乗車券に改札鋏を入れる昔ながらの乗車方法を体験。備後庄原駅までは、数字の代わりに駅名を使ったビンゴゲームも楽しんだ。

 吉村絵美さん(38)は優花さん(9)と翔大さん(7)と参加した。「鉄道やバスを利用することは少ないが、地域の公共交通機関について考える良い機会になった。また、家族で芸備線を利用してみたい」と笑顔だった。

 芸備線の市内の主要4駅の乗客数は、30年間で約7割減少。17年10月には、庄原市や列車を通学に使う高校生の保護者、観光関係者などが芸備線の存続に向けて、利用促進策を検討する協議会を立ち上げ、利用者増加や存続に向けた活動を続けている。

 JAの和田隆裕常務は「子どもは地域の宝物。地域に根ざした組織として、次世代に、食と農の大切さとともに、地元の良さや取り組みを積極的に伝えていきたい」と話した。

(庄原)

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