学校給食の供給増える/JA広島中央

 JA広島中央は、管内の学校給食への地場野菜の供給に力を入れている。2018年度から需要に応じた計画的な生産や配送を改善したことで、2019年4~7月の納品額は前年同期に比べ2.2倍に増加。地産地消を広めるとともに、安定供給で生産拡大を図り、生産者の所得向上につなげていく。

 同JAは1日1万7300食を作る東広島市の3学校給食センターと、1日5300食を作る三原市東部共同調理場に供給する。給食センター近くの生産者が出荷するなど、生産者や地域が限られていたが、18年度から同JAの全9グリーンセンターと給食センターとの連携を強化。管内全域の生産者がJA供給先の全給食センターに出荷が可能となった。定期的に需要があるタマネギや青ネギなどは、法人や認定農業者を中心に品目と品種を指定し、生産を依頼。産地化している品目の積極的な使用を促す。

 物流も18年度に改善。集荷から納品までをJAが担っていたが、市の流通センターへの出荷に変更した。欠品の対応や臨時休校によるロスの解消やコンテナ出荷により、袋詰めなどの作業が軽減され、資材代や物流コストの低減にもつながった。

 同JAが主要作物に設定している野菜22品目のうち、ハクサイやキャベツ、ダイコンなどは給食センターへの出荷を主にし、安定的な生産、販売を図る。

 18年度の学校給食センターへの供給は、納品額で2071万円。19年4~7月は1027万円で、今後も増える見通し。同市の西条学校給食センターでは毎月19日の週に地場産物を多く活用し、提供している。

 営農販売課の西田聡課長は「学校給食に地元特産品を多く提供することで、子ども達に旬の味を知ってもらい、食農教育に貢献していきたい」と話す。

(広島中央)

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