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【JA広島市】直営産直市「矢野とれとれ市場」をリニューアルし、「農彩館 矢野」グランドオープン! 

2020.02.04
県内農業

 JA広島市は、広島市安芸区の直営産直市「農彩館 矢野とれとれ市場」をリニューアルした。先行して昨年9月に新築オープンした信用店舗とともに、「農彩館 矢野」として1月23日にグランドオープンした。

 「広島県産の農畜産物が買える店」をコンセプトに、規模の拡大とともに品揃えを充実させた。売り場面積は、これまでの約2倍の257㎡。地元の生産者組織の矢野農事研究会が生産した季節の野菜や、管内産を中心にした農畜産物の他、加工品やパン、惣菜、鮮魚、県内の地酒などが並ぶ。また、JA間連携の強化として、近隣のJA安芸の農産物コーナーを設ける他、県内JAの加工商品などの取扱いも拡大していく。

 店舗内にはおむすびのテイクアウトコーナー「とれとれ おむすびや」も設け、管内産のコメと広島菜漬などを具材に使ったおむすびを販売する。コメ本来の食味や食感を感じてもらえるよう、店舗内で精米、炊飯する。

 JAの吉川清二組合長は「生産者と消費者、農村と都市を結び付ける拠点にし、組合員に必要とされ、地域になくてはならない存在にしたい」と話した。

 リニューアル前から常連客だったという中岡明美さん(65)は「オープンのチラシを見て、楽しみに来た。JAだから安心して買い物できる。目玉商品や地産地消の野菜が豊富にありうれしい」と喜んだ。

 オープン初日は小河原たまごのプレゼントやお米のすくい取り、みかん詰め放題、同JAレディースクラブ矢野支部によるコーヒー提供などがあり、1000人を超える買い物客で賑わった。

(広島市)