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【JA佐伯中央】災害から命を守るために

2020.03.03
県内農業

JA佐伯中央女性部平良支部は2月中旬、廿日市市の平良市民センターで女性講座を開いた。部員26人が参加し、防災をテーマに学んだ。同市自治振興部地域防災相談員の三浦勇二さんが「災害から命を守るために」と題し講演。災害の被害を最小限に抑えるために何をすべきか、大雨が降るとどんな災害が起きるのかなど、2018年に発生した西日本豪雨の事例をもとに同市平良地区のハザードマップで確認しながら説明した。三浦さんは「災害が起こった場合ラジオや携帯電話、テレビなど2つ以上の媒体を使って情報を集め、市町村で出されている情報をしっかりきいて判断してほしい。また、備蓄品、非常持ち出し品は日頃から確認しておいてほしい」と呼びかけた。

同支部の是佐恵美子支部長は「私たちが住んでいる町についてしっかり教えてもらい意識が高まった。自分たちの命が守れるよう防災活動を行っていきたい」と話した。

講演会後は、雑誌『家の光』掲載の防災ブレスレットを作り、19年度の女性講座を閉講した。

(佐伯中央)